『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する
光文社古典新訳文庫のカラマーゾフの兄弟を読み終えました。勢いのついたついでに亀山郁夫さんの『カラマーゾフの兄弟』続編を空想するを読みました。
カラマーゾフの兄弟は実はドストエフスキーによって続編が構想されていたんですね。ところが作者の死によって真実のストーリーは墓場の中に入ってしまったとは知りませんでした。そこで、ドストエフスキーの研究家で新訳の訳者でもある亀山さんがいろいろな資料から考えられる続編をシュミレーションしてくださいました。前編の中にちりばめられたヒントをつなぎ合わせていくとそうなるのかと納得させられました。
それにしてもドストエフスキーは波乱に満ちた生涯を過ごしたのですね。若い頃社会主義者として一度は死刑判決を受け、恩赦でシベリア送りになり、ようやくシベリアから戻ってきても一生秘密警察につきまとわれていたそうです。苦しい生涯の中から生み出された物語にはロシアの広大な大地のにおいがし引きつけられます。

























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